先週、岐阜薬科大学大学院薬科学専攻博士前期課程の論文発表会が開催され、GRSからはO君が発表を行いました(朝から発表自主練習に余念がないO君)。
彼はGRSの第一期生として、全く何もないところから研究を開始し、修士論文としてまとめ、発表に至りました。多くのラボでは先輩の研究を手伝いながら、研究の基礎を学び、修士では自分のスタイルを確立すべくもがき、運が良ければ欧文誌への発表となるのですが、GRSではなかなか簡単にはいきません。
彼も相当苦労して、今の研究を纏めました。一度は欧文誌への投稿を試みるも、メジャーリバイスに挫折。現在の内容での再投稿を目指しています。
お手本が無いゆえ、全て自分で考え、判断し研究をせねばなりません。学生にとって「教科書」なしに勉強をしろと言っているようなもの。もちろん、参考書に相当するものはありますが。無から有を生むことの難しさを学び取ったO君の、今後の成長を期待したい。
論文発表会は何とか終えましたが、まだ、修士論文提出が控えています。もう一踏ん張り!
結局、自分の路は自分で切り開くしかないのですから。。。。