先日、UCSF-Stanford Center of Excellence in Regulatory Science and Innovation に立ち寄る機会がありました。2014年12月に新たにFDA CERSIとして加わった、アメリカ西海岸初のCERSIです。好奇心旺盛で図々しい私は、「気になったら連絡してみる」ことにしており、DIAの寄り道に訪ねてみようと企てたのです。
サンフランシスコ、サンノゼエリアには、これまでにも学会、仕事、レジャーで何度か訪れていますが、サラッと乾燥した心地良い気候は、暑い日本から訪れたときには嬉しいものです。この日も典型的な天気の中、小高い丘の上に立つParnassus CampusとCERSIがあるMission Bay Campusを訪ねました。
Mission Bay Campusでは、UCSFに所縁の深いGenentech社の寄附で建てられた真新しいビルでのミーティング。ミーティング後にラボを案内してもらったのですが、オープンスペースラボと教授たちの個室からなる巨大なラボには、ビックリ。同行した松丸先生曰く、「これが重要なのですよ。GRSにも導入すべきです」
それは、ラボの壁全体がホワイトボードであることを指しての発言でした。壁に落書きをするように、湧き出るアイデアを書いていくことで、本当にすべきことが見えてくると言うもの。うん、良いかも。
いろいろ有意義なディスカッションができ、示唆に富むアドバイスももらえて収穫は大でした。