年齢が年齢ですから年に1回チェックしているわけで、職業柄、日々の生活改善にも努めているつもりですが、データにその努力はあまり反映されていませんでした。この一年間できる限り食生活を見直し、活動量に見合ったカロリー摂取を目指した結果、体重を少し絞ることができました。そのため、脂質パラメータやHbA1cは改善傾向(微々たるもの)がありました。まぁ、2時点では「有意」な結果とは言えません(傾向と言う表現は科学では適切ではありません)。
しかし、???と思えるパラメータをチラホラ。今回は肝機能と腎機能がいまいちでした。ドクター曰く、「腎機能は脱水の影響と思われますので、水分を十分取って下さい」とのことでしたが、この時期、検査前12時間程度の絶食絶飲水は、脱水傾向になります。熱帯夜でしたしねぇ。。。。
このような定期健康診断は、労働安全衛生法によって事業者は実施せねばならず、私のような労働者はそれを受けねばならないとされています。科学的エビデンスが低いパラメータも、測定項目に入れば測定せねばなりません。ココにも多くのステークホルダーの「思惑」が入り込んでいるのでしょうか。
定期的に自分の健康状態を把握して、この先どうしていくのか自分で決めて実行していくことは、将来的な医療コストを鑑みると極めて重要だと思います。だからこそ、どのパラメータを本当に意味があって、最新の科学に照らし合わせたときに、新たに加えるべきパラメータはあるのか、不要なパラメータはあるのか考えるべきでは?
各検査のベネフィット・リスクを科学的に検証してみようかしら、と思うのでした。。。。