先日、博士論文発表会が開催され、GRS寄附講座からも社会人D3学生のRさんが発表しました。
博士学生第一期生はRさんの他に4名いますが、この日の発表会に間に合ったのは彼のみ。会社の業務と研究、学業を両立させ、3年弱で研究を纏めなければならないのは、なかなか大変です。
今後、論文審査がありますので、まだまだ気が抜けませんが、先ずは一つ山を越したと言うところでしょう。
「博士」の学位を取ると言うことは、周りから完全に独立した研究者として見られるわけです。これまで、周りからサポートを受けて実施してきた研究は、これからは全て自分で進めて行かねばなりません。そして、自分よりジュニアの研究者を導かねばなりません。
これが研究者としての「終わり」ではなく、「始まり」なのです。今後も研鑽して高みを目指してください!
もう一歩で今回のD論発表会に間に合わなかったD3学生達は、次回のD論発表会に間に合うように、いま一度スケジューリングを行い、目標に向かって着実に研究を進めてくださいね!
兎に角、GRS寄附講座のうちに1名の博士候補者が出て良かった(ホッ)