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Student's report 6: GU CERSI/Tufts CSDD forum


In this program, I have good experiences about 3 points.

First point is to learn about the position of basic researcher in the future drug development and the field of regulatory science. Through forums, the field of clinical research and regulatory science were different from my research field. According this program, I considered that basic researcher should plan to research, aiming to clear the clinical problems or to lead them research to expand to drugs for disease. In addition, I also think about the importance of learning widely about whole society as well as own expert research fields. I will manage to get more widely prospect about my research and future drug development.

Second point is about English. Staying in US for about a week, I really realized the importance of studying English. In the forum and conversation with student of Tufts University, I could not inform them to what I want to say. Considering about this experience, I will try to study English more hard.

Third point is about research instrument or university in US. I have opportunity to see the laboratory of university and the office building of pharmaceutical company in this program. There were wide free space to discuss to encourage students and researchers to have innovation. I was impressed by the atmosphere of these campus and laboratory. Then, it motivated me to go studying abroad in future.

Lastly, I really appreciate Otsuka Pharmaceutical Co., Ltd. for giving the great opportunity to take part in this program.

今回のグローバルレギュラトリーサイエンス (GRS) 海外研修プログラムにおいて、フォーラム参加を通して基礎研究者である自分の立ち位置を考えること、およびアメリカの現地でしか味わえないことを体感することを期待して臨みました。実際に研修を通して予想以上の経験が出来ました。

研修を通して大きく学んだことは以下の3つです。1つ目はフォーラムを通して新たな視点を学んだことです。私は基礎研究に携わっており、普段の学会発表は同じ基礎研究者が聴衆でした。今回は、臨床研究の分野、いわゆる専門領域の異なる研究者が聴衆である発表機会であったため、自分の研究をいかに分かりやすく伝えられるかの工夫が求められました。研究背景に重点を置くこと、平易な言葉を用いること、シンプルなストーリー構成にすることを心掛けました。実際に発表をしている際に、交流大学の学生がうなずきながら聞いてくれたり、発表後個人的に質問してくれたりとある程度内容が伝わったことを感じました。後になって、もっとこういう言い回しが良かったかなど思うところも多々あり、今回の経験を活かして、今後も分かりやすく伝える工夫をしたいと思いました。また、共同フォーラムではレギュラトリーサイエンス研究室の学生の他に、アメリカで薬事の審査業務を担うFDAの方が参加されており、FDAが問題視している点とその取り組み内容などお話を伺う機会がありました。レギュラトリーサイエンスの分野の研究発表は、臨床問題を抽出するため提案される様々な新しい視点が興味深く、その発想や着眼点を自分の研究の参考にしたいと思いました。レギュラトリーサイエンスの観点から、基礎研究も常に臨床を見据え、治療薬開発や臨床問題解決に直結するようなものである必要性を再認識しました。基礎研究は意識研究を発展させていくために幅広い分野の知識や視点が必要であることを考えさせられたため、今後も様々な視点を広く学ぶ姿勢を大切にしたいと思いました。

2つ目は英語の必要性を痛感したことです。約一週間近く、日常全てが英語の環境に身を置けることは本研修ならではの経験でした。準備して臨んだ発表自体は問題なく行えましたが、予想していなかった質問への対応や、日常会話で言葉に詰まることが多々ありました。向こうの学生と世間話や研究の話をした際には部分的に理解が得られ喜びを覚えましたが、やはり思うようにコミュニケーションが図れない歯がゆさを覚えました。会話で文章を考え込んでしまうよりも、まず思いついた単語で良いので口にしてみる方が良いという実践的なことも学びました。今回の大変悔しかった経験を胸に、今後英語学習に力を入れていきたいと思います。

3つ目は研究機関が素晴らしかったことです。研修中にマサチューセッツ工科大学や製薬企業のオフィスビル、その他多くを見学する機会を与えていただきました。大学の研究機関の雰囲気としては自由な空間が多く用意され、研究者同士がディスカッションする様子やPC作業する姿が見られ、キャンパスライフのイメージがぴったりでした。あこがれていた海外有名大学の雰囲気を肌で感じることが出来、将来海外留学したいという思いが募りました。

最後に、本研修は多くを学ぶ機会であると同時に自分の中の世界を広げるまたとない機会となりました。本経験を大きなモチベーションに変え、これから日々の研究に取り組んでいきます。そして、本研修プログラムに参加する機会を与えていただきました大塚製薬様に深く御礼申し上げます。

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