薬科学科4回生の卒論発表会が開催されました。このラボからはO君が1年間の研究成果を纏めて発表しました。
全くゼロから出発し、確立された「レギュラトリーサイエンスドライ研究」のスタイルも無い中、試行錯誤を繰り返してココまで頑張った纏めですから、念入りにプレゼンテーションスライドを作り、発表練習を繰り返して、本番に挑みました。
短い発表時間を有効に使って、コンパクトに背景、目的、方法、結果、考察、まとめを無事、発表。フロア2名の先生からの質問にも、的確に答え、質疑応答もなかなかのものでした。
発表後にある先生からは、「面白い切り口で分析して、綺麗に結果が出ていますね」とも言って頂き、一応、研究としての体を成していると理解されたようで、少しホッとしました。
勿論彼にとって初めてのことですが、私にとっても初めてのこと。実は、自分が発表するが如く緊張していたのは内緒です(笑)。
次は、薬学会での発表です。薬学会ではポスターですから、もっと突っ込んだ質問が来る。それらを受け答えするうちに、自分の研究の足りない点、新たな疑問が見えてくるようになります。それが、次の研究の種になることもあるので、十分準備して臨んでください!